ウサウサずのお部屋   
ペットヒーターと低温火傷
「後ろ足を踏みかえるようにするのですが?・・・足ダンとは違うのですが、なんなのでしょう?」
掲示板に、こんな飼い主さんの投稿がありました。

はて? お尻がムズムズするのでしょうか?
膀胱炎で残尿感があって、ムズムズする?
お尻がただれたり、臭腺炎があって、ムズムズする?

そうした懸念を伝えたところ、飼い主さんは早速ウサギさんをひっくり返して見ました。
「やっぱり●がこびりついている。これが原因ね」
というわけで、早速きれいに取り除いてあげました。

でも、まだ足踏みが続きます。
?? 飼い主さんはもう一度ひっくり返して見ました。
「あらー!足の裏に怪我をしている!明日は病院へ行かなくちゃ。
 でも、それまでどうしたらいいの?」

何の傷か分からない時は、何もしないのが一番です。
ただ、体重がかかると痛いでしょうから、ゲージの床にタオルや古毛布を敷いてクッションにし、足の負担を少しでも減らすことが大事です。
また、傷が細菌感染や尿で炎症をおこさない様にしなくてはなりません。
我が家なら、タオルを厚めに敷いて、その上にペットシーツです。最近のペットシーツは、赤ちゃんの紙おむつ同様逆流を防いで、足元がぬれるのを防いでくれます。
タオルなどに爪を引っ掛けて怪我をしないためには、古毛布やフリース生地がお勧めです。
平織り生地のベッドパッド(軽くキルティング加工してある)なども、我が家では使っています。

そして、診断結果は「低温火傷」でした。
「そう言えば、最近はヒーターの上にばかりいました。」と、飼い主さん。
ペット用ヒーターを使い、なおかつ用心して布を巻いてあったにも関わらず、低温火傷をしてしまったのです。
特に高齢や肥満気味でじっとしていることが多いウサギさんには、要注意という事ですね。

またヒーターの設置スペースにも気をつけましょう。
多くのウサギさんはゲージ飼いです。餌と水を設置して、トイレを入れると、残りのほとんどをヒーターが占めてしまいます。
暑くても移動できるスペースがないと、嫌が上でもヒーターの上にいるしかなくなります。
夜間だけつけるとか、室温によってつけるとかの工夫が必要かもしれません。

いったいに保温は、どんな時に必要でしょう。
本来暑さより寒さに強いウサギさんですから、健康な大人のウサギさんなら、よほどの寒冷地や、底冷えがひどかったり、冷たい隙間風が入るようなところでなければ、わらトンネルや巣箱やウサギ用ベッドなどで、十分体温維持は出来ると思います。
まだ親兄弟と一緒に暖をとるような仔ウサギや、高齢や病気で体温調節が出来にくいうさぎさんは、何らかの保温が必要でしょう。
健康なウサギさんでも、我が家のユキのように低温でショックを起こすこともありえますので、やっぱり冷えには注意です。
もっともゲージを高いところに上げるだけでも、下の冷たい空気から守る事も出来ますけれどね。
ちなみに我が家では、こゆきもシジミもホットカーペットを使っています。
ホットカーペットでの低温火傷というのは聞いたことがありませんし、温度調節も何段階もありますので、今のところ安心して使っています。シジミはホットカーペットだけで、室内の暖房はありません。
こゆきもシジミもホットカーペットのない部分がありますので、好きなように移動しているようです。
もっともこれは、サークル飼いだから出来る事ですが。