ウサウサずのお部屋   
タラコ唇騒動記
■タラコ唇騒動記(19/4/24)

先週の木曜の晩。ママちんがそばに来たシジミを見て
「かーさん シジミ タラコ唇になってる」
えっ? タラコ唇?
ウサギの下唇は、上唇より引っ込んでいるので、下からのぞかないと良く見えません。
どれどれ?
あ ホントだ。
下唇の毛の無い部分が、ぽってりと腫れています。
傷はないし、ちょっと乾いたところがあるけれど、皮膚炎のようには見えない。
触ると全体に硬い。
触っても平気なところを見ると、痛いわけではないようです。
まぁ、どこかにぶつけたか何か、一時的なものではあろうと思うものの・・・
思わず頭の中をよぎるのは、昔のジャンハム軍団のソラ(軍団の母)の前肢の腫瘍。
テラテラして腫れあがり、やがて自壊して・・・
99%は大丈夫と思うものの、どうしても残り1%が気にかかる。
気にかかるなら、見てもらえば良いだけ。

と言うわけで、金曜日の昼休みに会社から連絡を入れてみる。
「と言うわけで、明日診て頂けますか?」
きち先生のところは、原則予約制。
30分ごとに1件。それにあき待ちとして1時間に3件の予約ができます。
ところが
「明日は9時から7時までいっぱいなんです。」と申し訳なさそうなスタッフ。
「では来週は? 万が一腫瘍だとしても、1週間くらいではどうもならないでしょうから」
「来週も目いっぱいなんです。先生に伺って、折り返しご連絡してもよろしいですか?」
もちろん緊急の場合は、いつでも診てくださいます。
ウサギに待ったは無いですから。

しばし待つと、
8時になっても良いから、今日診てくださると連絡が来ました。
すっ飛んで帰って、一瞬考えたけれど、イレギュラーだからこそと2匹とも連れてお出かけ。
いつも一緒の2匹です。
雰囲気が違う時こそ、一緒の方がストレスが少ない。

結果。
「やっぱりどこかにぶつけたかな?少なくとも腫瘍じゃないね」
ついでに他も診て下さって
「あらら。これは・・・」
臭腺が炎症を起こして、カサブタまでできてガビガビ。
普通にひっくり返したのでは、フカフカの毛に隠れて見えなかったのです。

「この状態から見ると、2・3日前くらいが一番ひどかったのじゃないかな」
そう言えば、先週末からなんとなくおとなしく、サークルのイスの下でじっとしていることが多かった気がします。
かーさんが帰宅しても、サークル前で「出撃スタンバイ!」とばかりに、ゲートインしていませんでした。
きっと、お尻がジュクジュクして気分が悪かったのでしょう。

「ここと口が関係しているなら、梅毒も考えられるけど、とりあえずアニマックスを朝晩2回塗って、様子を見ましょう。
 4・5日したら様子を教えてください。ダメなら梅毒を考えて、抗生物質を使いましょう。それにしても、今日診てよか
ったね。」
梅毒と聞いて、かーさんはギョッ!
でもウサギさんの6割は持っているようで、ウサギの梅毒は日和見菌(健康な時は悪さしない)のようです。

で、翌朝。
お尻を見ると、あれほどガビガビだったカサブタが取れ、腫れぼったくはあるけれど皮膚の色はきれい。
良かったねー(^^)
一応、先生にもご報告しておきました。

そして4日目の今日火曜。
口の方も腫れが引いてきました。
やっぱりどこかでぶつけたのでしょうね。
そして日曜以来、動きも活発に。 サークル内にこもることもなくなりました。
まったく、色々なことを勉強させてくれるものです(^^;;


■タラコ唇騒動記 その後(19/5/8

連休真っ最中の先週の金曜日。
このところ毎日よくよくチェックしていたシジミの臭腺が、一晩でまたタラコのように腫れてしまいました。
それも前回同左側だけ。 ツヤツヤとしたタラコ状態。
やっぱりウサギ梅毒なのでしょうか・・・
にしても、片側だけだし、ただれてはいないし・・・・・・
とりあえず元気はありますので、月曜までアニマックスを塗りながら待つことにしました。

で、昨日月曜日。会社から病院へ連絡を入れました。
「今日診ましょう。今日は予約が(夜)7時過ぎまで入っているので、8時過ぎで良いですよ」

帰宅して、ちょっと腹ごしらえして、オベント(ウサウサずの野菜)をもって2匹連れてお出かけ。
病院へついたのがちょうど8時。

(@@)・・・・

なんと待合室には、奥様先生が担当するワンちゃんや小鳥さんがまだいます。
そして、ウサギさんは4匹待ち。
連休明けで、混んでいるのでしょう。
もっともスタッフさんのお話によると、連休中も気になるウサギさんたちがいて、ぽつぽつ診療していたり、連絡したりで
、先生はお休みにならなかったようです。

待っている間に、オベント(セリ・シソ・明日葉・パセリ・ブロッコリー)は完食♪(^^)
結局9時過ぎに最後の我が家。

「うーーーん。 これは梅毒ではないようですね」
「片側だけ腫れているというより、浮腫を起こしているようですね。ほら、臭腺部分だけでなく、根元周辺の皮膚の部分も
浮腫を起こしている。死ぬ間際で体力が極限に落ちたオスウサギの睾丸が、たんぱく質のバランスが崩れて腫れることがあ
るんですけれどね」
「片側だけかぁ。リンパ腺はどうかな」
丁寧にそ頚部を探っていきます。お腹は異常なし。大腿部から下も異常なし。
左のそ頚部から臭腺までに極限されています。

「ん? ここ触ってみて。リンパ腺が腫れているようでしょ?」
本当です。小豆粒の半分くらいのものが、そ頚部よりお腹の中心よりにあります。
「でも形が丸くない」
「そうですね。リンパ腺だったら、風邪引いた時のあごの下のぐりぐりみたいに、丸く腫れますものね」
「そうなのね。ちょっと形がでこぼこいびつでしょう?」
しばし考えた先生
「考えられるのは、去勢した時の結束部分の糸かな。それに繊維芽細胞(確かそうおっしゃっていた気が・・・)かなんか
がついて、しこりになってるのかも」
とりあえず、患部を滅菌シャンプー1回/日して、朝晩2回抗生物質を飲んで、様子を見ることになりました。これで変わ
らないなら・・・
「実際に見るしか・・・」
「試験開腹ですね」
まぁ、悪いものであれば、切除は早いほど良いわけですし。

心配ではありますが、様子ばかり見ていて手遅れになっても仕方ありません。
まだ3歳。食欲もありますし。
シミちゃん。かーさんとがんばろうね!!
散々ひっくり返されて、いじりまくられて、珍しくキャリーの中でバリバリ掘って八つ当たりしているシジミ(^^;;

で、付き添いで来ていたユキ。
こちらも2日ほど前、なんとなく涙目にお口もごもご。
あのもごもごは奥歯の歯のかみ合わせっぽい気がしたのですが。
ということで、チェックしていただきました。
まぁ、見事なノコギリ切歯ですこと(^^;;
「涙目は切歯のほうだね。でもこの臼歯も、いつかは切りたいなぁ・・・」
ユキの臼歯は大きいのです。
「そうなると全麻(全身麻酔)ですよね。」
「麻酔は怖くないですよ。それで落ちた子はいませんから」
「ええ、きちんと管理すれば、麻酔のリスクは犬さんネコさんと同じですよね。でも、ユキは麻酔の立ち上がりが悪いので
、できるだけ手を入れて、それで済むうちは麻酔の必要な処置はしたくないんです。何しろ、麻酔後の食滞が大変なんです
。1週間かかりますからね。」
「そうかぁ。食滞の方ね」
お話しながら、最後の患者だからでしょうか、いつもより時間をかけて切歯を削って調整し、臼歯のナナメもスリスリと滑
らかにしてくださいました。

「あ、今日は疲れているから、お薬は明日からで良いですよ(^^)」
はーーーいい♪  先生、一日お疲れ様!

と、会計をしていたら、先生登場。
「あ、お電話いただいていたようで。遅くなってすみません。で、様子はどうですか?・・・」
経過報告や指示待ちをしていた飼い主さんたちに、電話しています(^^;;
そう言えば、先日も「どうですか?」って連絡くださったのは、夜10時を過ぎていたっけ。

病院を出たのが9時40分。
おうちに着いたら、10時半。
ウサウサず お疲れ様。
にしては、元気いっぱいね(^^;;
お薬で治るかなぁ・・・・・・。
ちょっと無理かも、と思っているかーさんです(−−)


■シミちゃーーーん(19/5/9)

朝晩、シジミはお薬を飲みます。
もう悪戦苦闘です(^^;;

いただいたのは粉薬。
何で溶かそうかと考えたのですが、苦味のある薬の場合、オレンジジュース系はかえって苦味が増します。(まぁ、ウサギ
は苦味は平気と聞きましたが)
カキ氷の白のシロップとか・・・野菜ジュース?
で、目に留まったのが、冷凍庫にあったパイナップルアイス。
うん。これ いこー♪
シリンジ(注射筒)で与えるのに、量が多いと飲ませるのも大変。
というわけで、親指の先の大きさの半分くらいのパインアイスを小皿にとり、薬を入れて、指でつぶし混ぜる。
出来上がりは、せいぜいが0.5ml。

ここからが勝負!
「シミちゃん お薬よー」
だまして飲ませるより、断固「お薬は飲まなきゃダメ」という態度の方が、あとが楽なはず。
それでも嫌がる嫌がる。
ウサギさんの唇は、自分で見えないだけに、食物を感知する為にとても敏感なセンサー。
硬いものが当たるのを嫌がります。
なだめすかしながら、何とか押し込む。
シリンジの先が入ってしまえば、0.5mlを押し出すのは一瞬。
入らない時は、唇にたらす。
ぺろぺろごっくんしたら、褒めちぎる!!!

切ってしまえば早いでしょうが、「薬で治るなら」の先生の願いをかけての処方。

そして夜は薬用シャンプーを患部にぴちゃぴちゃ付けて、お湯でゆすいで、ドライヤーでゴーーー!
シジミを初めて洗って分かったこと。
やっぱりユキと毛質が違います。
ユキは少々下毛が薄いのです。だから手触りも荒い。
ドライヤーで乾かすのも楽。
一方シジミは下毛が豊富で、手触りもチンチラのように滑らか。
このシジミの毛が、ぬれると絡まる・もつれる・乾かない!
ウサギさんの皮膚は湿気に弱いので、しっかり乾かさなくてはならないのに(TT)
ユキと同じ調子で洗ってしまったら、乾かすのにとても時間がかかりました。
でも、かーさん がんばるモンね!

この後、シジミの口の周りについていた薬を、ユキが一生懸命ナメナメ。
大好きなアイスの匂いだもんねぇ。
で、あなたが薬なめて、どうするの(TT)
シミも、あなたくらい食いしん坊なら、楽なのにねぇ・・・・・・


■ウサギの皮膚疾患?(19/5/11)


シジミのお尻の調子はよくありません。
毎晩ケトコナシャンプーでお尻を洗い、アニマックスをつけて。
朝晩2回、クラビット主体のMIX粉薬を飲みます。

これが 患部です。


左側だけ、臭腺の入り口周辺が、タラコ状態に腫れたのが始まり。
今では左側周辺の皮膚も脱毛して、赤くなっています。

フラッシュで、実際より白っぽくなっています。

ボケていますが、こちらの方が本当に近い色。
実際には、もっと赤いです。

ご覧の通りですが、ジュクジュクと湿った感じはありません。
あまりに赤くなってしまったので、今日きち先生に連絡しました。
話し合った結果、このまま月曜まで続けることにしました。
1週間投与・薬浴して変わらなければ、次のテを考えます。


ところでお薬ですが、始めはジュースと混ぜてシリンジで与えていましたが、これだとこぼすことも多い。  
ということで、現在は白のカキ氷シロップを0.5滴分くらい混ぜて、よくよく練ってまとめて、お薬団子にします。

これをシジミの口の中に、押し込みます。
ここで発見。
ウサギは吐くことは出来ませんが、口の中に入ったものを上手に出すことは出来ます(TT)
結構奥に入れたつもりが、ちゃっかりとモグモグした挙句に、「ペッ!」です(ーー)
それで、口の中を傷つけないように、爪を短く切ってやすりをかけて滑らかにして、その指で舌の付け根当たりまで押し込
む。
まぁ、何回かやっているうちに、ごっくん、です。

つくづく「信頼関係が出来ていて、よかったぁ」と思います。
普通なら嫌われるか、少なくともすねるはず。
捕まってお薬を押し込まれるなど、ストレス以外の何ものでもないはず。
(かーさんは、常に呼吸や目の様子を見ながら、ショック状態に気をつけながらやっています)
薬もお尻洗いも、シジミにとってはとっても嫌なことですが、不思議とすねません。
怒ることもありません。
もちろん、終わった時には盛大にほめまくってはいますが。
終わってしばらくして、「ごはんよー」って野菜を持っていくと、飛び出してきて食べます。
食慾があるうちに、何とか治って欲しいものです。


■今日も病院(ウサギの皮膚疾患)(19/5/14)

今日もきち先生のところへ行ってきました。
定時退社して、帰宅してすぐに2匹連れてお出かけ(オベント付き)。
7時45分について、やっぱり飼い主さんが4人。8時半に最後の我が家。

「どうもイマイチ良い方向になっていない気がするんです。」
「うーーん。メールで見た画像だと、そうですよね」
(金曜日、シジミの患部の写真をメールで送っていたのです)
「おや、でもこの元の部分は浮腫が引いてきているね。写真より、格段と良くなってきていますよ。
 肌の色も良くなってきているし、このカサカサが段々取れてくるでしょう。毛も生えてきているし」
「そうですね。毛はうっすらと生えてきたのですけど、お腹の方が」
「どれどれ・・・・。うーーーん、これはいじりすぎですね。」
お腹のほう(おへそに向かって)にカサカサが広がっているのです。
それも、赤ちゃんの頭の脂ろう性湿疹のように、白くうろこ状にカサカサ。
「そう思って、実は2日前からシャンプーはやめてアニマックスだけにしているんです。
 なにかシャンプーでかぶれたような感じがしたので。かといって薄めにしたのじゃ、薬効はないし」
「うん。これは何もせずに、納豆菌(似よく似た菌)でも付けておきましょう。 投薬はこのまま続けて様子を見ましょう
。 このお腹の湿疹はもう少し広がりながら、下の方は毛が生えてきてという感じで」
「徐々に解消されていくという?」
「そうですね。どこかで折り合いがつく感じで」

結局原因は何なのかは分からずじまい。
例のこりこりとしたもの(リンパか糸か、と言っていたもの)も、今回は見当たらず。
クラビット自体、真菌から細菌感染まで用途が広いので、原因菌は分からない。
ま、治れば良いということで(^^;;
また来週月曜まで、投薬とOYK菌塗布で治療を続けます。
ちなみにこのOYK菌。横浜のうさぎのしっぽさんが作ったグルーミングスプレー。
OYK菌という、納豆菌に性格が似た安全な善玉菌で、ブラッシングなどする時にスプレーすると毛並みが良くなり、皮膚も
保護されるというもの。
きち先生は、ソアホック予備軍など、積極的治療が必要ではない皮膚トラブルに良く使います。
つまり皮膚に善玉菌の応援団を送って、悪玉菌がついたり増えたりするのを防げば、後は皮膚自身の力で回復してくるとい
う考え方なのです。

というわけで、今日も先生遅くまでごめんなさい(^^;;
おうちに帰ったら、10時近くになっていました。
ウサウサずもお疲れ様。
シミ 来週まで、お薬がんばって飲もうね♪


■シジミの臭腺炎(19/5/21)

今日もきち先生へ。

「どうかなぁ?」
「うーーーーん。イマイチ。薬への反応が、悪い。まぁ、わずかながらに良くはなっていて、少なくとも悪くはなっていな
いのですけど。どうも薬がヒットしていない感じ」
「んー でも結構良くなってきてはいますね」
「おなかのほうの皮膚は、このまま良くなっていくと思うんですけれど、臭腺がね。どうもココとココ(臭腺の入り口2箇
所)がただれていると言うか。臭腺の奥が一番の患部のような気がするんです。その臭腺も、昨日掃除したんですよ」
「ああ、本当だね。ぬぐうと血が出そうですね。検査しますか・・・」
「タラコ唇も、案外臭腺をなめた時に感染したのかも」
「そうかもしれませんねぇ。どれどれ、お口はどうかな? うん、正常だね」

結局モノリスさんで、薬の感受性テストをすることにしました。
どんな菌やウィルスがいるかを検査するのは結構費用も時間もかかるので、それより先生は「どの薬にどれくらい反応する
か」を検査してもらうつもりのようです。
私としては「どんな病原菌、あるいはカビなどが検出されるか」にも興味あるのですが。

「とりあえず来週までは、クラビットを使ってください。」
「案外シジミはクラビットが、あまり効かないタイプかもしれませんね」
「最近クラビットが効かない子が増えている気がするんだけど。だいじょーぶ。最近もっと良い薬が出てきたから」

帰り道、かーさんは考えた。
臭腺部分はどんな組織で出来ているんだろう。
ひょっとして脂肪とか筋肉質で血管が密なところじゃないなら、薬の届き具合も悪いかもしれない。
で、表面がただれていることを考えると、皮膚表面からのアプローチもアリかも。
タラコ唇が臭腺部分からの感染だとして、唇は外気にオープンだから治ったのかな。
ともかく、真菌にせよ、細菌にせよ、生き続ける環境があるからいけない。
臭腺部分は外気にさらされにくい、湿潤した環境にある。
正常なら、分泌物が乾いて固まるくらいの湿度なのに、今は湿りっぱなし。
今、OYKグルーミングスプレーを使っているけれど、あれは善玉菌の集まり。
皮膚炎のほとんどは、案外清潔にして乾燥させると改善できることがある。
例えば患部のPHバランスを変えるとか、漢方薬で使うような薬効ある液体で掃除したら・・・
でも何があるかな?
ウサギの皮膚は敏感で弱いから、ベビーでもOKが基準だなぁ。
ヨモギとか桃の葉?
おなかの皮膚のカサカサは、きっと臭腺の炎症が広がった後の単なる一過性の肌荒れ。
日焼け後のカサカサと同じだろうな。
まずは単純に洗って、乾かす!をやってみようか。

んん? そう言えば、昔曽我先生が処方したティーツリーオイルって言うのがあったな。
あれはどうだろう・・・・・・


■ぐったり・・・・・・(19/5/29)

最近お尻(臭腺)の炎症で病院通いをしているシジミ。
まったく原因不明で、ただいま検査に出しているところです。
で、一応クラビット主体の薬を飲んでいるのですが、「お腹を壊さないか注意して」と言われていました。ここ数日、ちょ
っと食いが落ちてきている。体重も下降気味。
ともに、フンフンフガフガという呼吸音も聞こえる。
なんとも気になってはいたのですが、昨日の夜の診察では早急な症状はナシ。

今日8時近くに帰宅して、しばらく様子を見ていると、シジミの様子が変。
どよんとしているというか、目がキラキラしていない。
「ちょっといらっしゃい」と抱いてビックリ!
軽いのです! キミ!明らかに一日食べてないでしょう!
餌の野菜が残っている。
トイレを見たら・・・寒天ゼリー状がついたウンチのかたまり!
抱いているうちに「ヒーヒー ヒューヒュー」と喘息時の気管支炎のような音。
それも唇が開いて!ウサギの開口呼吸は危険信号です。

大慌てで電話!
「シジミがショック状態を起こしそう。食べてなくて、腸炎を起こしています。
 少なくとも補液が必要です!」とヘルプコールを留守電(時間外になると留守電になるのです)に入れました。
折り返しの連絡を待つうちに、シソをあげてみる。
匂いはかぐのです。でも食べるのをあきらめる。
ん?右側下によだれのアト、発見!
ヒーヒーの呼吸音はかなりします。お願いショックは起こさないで!

9時半。先生から連絡があり、様子を聞くと「それは危ない。今からこられますか?」
これから行ったら10時を過ぎます。
かーさんとしては迷惑を返りみずの気持ちですが、本当にいいのでしょうか?
「これから外来のウサギさんが2件ありますから。いらっしゃい」と、地獄に仏のお言葉(TT)
もちろんママちんの運転ですっ飛んでいきました。
ユキも付き添いで連れて行きます。
こういう不安定な状態の時こそ、いつもそばにいるユキを連れて行く価値があると思っています。

車の中でも「ヒーヒー」言っているシジミ。
車の音や振動に慣れないシジミを落ち着かせる為に、「良い子の良い子のウサギさん」となでながら、歌を歌い続け・・・
ついたのは10時半過ぎ。

「移動のショックで、少し元気になっていない?食べないかな?」
確かにお弁当に持参したシソを少々食べました。
「うーーーん。でもその目は普通じゃないね」と診察が始まりました。
二人してあれこれ…「口の中がただれているとか?」と口の中を見てもらいました。
「ああ…これははひどい!舌がざっくり切れています。歯がめり込んだ感じで」
シジミは不正咬合がありません。
考えられるのは、炎症が粘膜部分を弱くしていて、普通なら削る必要のない程度の臼歯のぎざぎざでも、切れてしまった?
 
唇もなんとなく荒れているので、臭腺と同じ状態が起こっていると考えられます。
肺はきれいな呼吸音なので、どうやら気管支、鼻空などの粘膜部分がやられているかも。
いったい原因は何の菌やら???
でも肺の炎症を起こしていなくて、よかったぁ。

とりあえずショックを起こさないよう注意して、歯を滑らかにやすりをかけてくださいました。
こういう時こそ、無麻酔で処置できるきち先生がありがたい!
用心しながらなので、ちょっと時間はかかりましたが、無事終わり。
食べられなかったので、脱水気味。
皮下補液をしていただき、ケトアシドーシス予防にビタミンと食慾増進のプリンペランを加えてくださいました。
「あまり使いたくないけれど」とおっしゃりながら少々のステロイド(口内炎に効くからでしょう。傷治癒の為に)と痛み止めを経口投与。
うーーん。さすが上手にシリンジで飲ませます(^^;;

「これで大丈夫でしょう。クラビットは3日やめて様子を見て、明後日当たり様子を知らせてください。その時また指示し
ます。ヒーヒーの呼吸音も、ステロイドを投与したので、3時間ぐらいすると治まるかも」

待合室で、歯が当たる痛みから開放されたシジミは、シソや明日葉を食べています。
食べたくても、痛くて食べられなかったんだよね。
「お腹すいて、力が出なかったんだよね」と先生もニコニコ顔。
ちなみに「体が軽い!」と思ったのは、体に張りがなかったからだそうです。
体重はさほど変わっていませんでした。

それにしても、昨日はなんともなかったのに?
「こういうことは急におきるものです。特に昨日今日は体調を崩して食滞を起こすウサギさんが多くて。ウサギさんだけで
なく、犬さんも体調崩す子が多いんです。今日来ていただいてよかったです」
昨日の昼間はあれほど暑かったのに夜は寒かった。今日はもう6月になると言うのに、昼間の風は冷たかった。調子を崩し
やすいようです。
その上、シジミは炎症と投薬があったので、あれこれ一時におこったのでしょう。

いつもアセアセの飼い主に「今日診て正解だったんですよ」とおっしゃる先生。
飼い主の気持ちを軽くしようと思ってくださっているのでしょうし、待ったの効かないウサギさんを考えると、時間も考え
ずに診てくださるのでしょう。
本当にありがたいことですm(_ _)m

にしても、帰宅したら夜中12時を回っている・・・
ああ、食欲もないくらい疲れました。
でも診て頂けたし、大丈夫と言われたし・・・
ママちんも、先に帰宅していたおとーさんも、ありがとう!
付き添い看護ウサギのユキも お疲れさん!
でも本当に元気になるまで、やっぱり心落ち着きません。
補液で体が冷えるのを防ぐ為に、今夜は軽くホットカーペットをつけました。
明日の朝は、少しでもよくなっていると良いな。


■ウサギのウィルス性疾患(19/5/30)

シジミは何とか食べているものの、とても通常通りとは言えません。
ただ、時々自分からあちこち出歩いたり、イスの上に飛び乗ったりとするので、闇雲に状態が悪いと言うわけではなさそう
です。
ただ、じっとしていても「ヒーヒー」という呼吸音がします。
口の割れ目も、ユキのようにしまっていない。
どうにも、炎症を起こしているのは確実なようです。

色々考えてみました。
お尻は尿道口部分のくっきり左半分が腫れている。
その周辺腹部が炎症の為か、赤くカサカサのアトピー状ではげている。
排尿や排便に異常はない。
口は唇がちょっと湿性湿疹気味。
この状態が気管支や鼻腔、涙管にも、おきているんじゃないか。
ウサギの鼻腔は大変狭いので、炎症を起こしていれば、ヒューヒュー言うのも当たり前。
本人としては、呼吸ルートが腫れているので、苦しいのだろうと思う。
お尻はどんどん広がる様子はないし、完全にブロック状態で発症していることを考えると、何らかのウィルスではないかと
考える。
口・呼吸系は、お尻をなめたことにより感染したのではないか。
日和見的(健康時は発症しないけど、抵抗力が落ちてくると悪さをする)なウィルスなら、ヘルペスと同じに抵抗力を付け
ると良いかもしれない。
それにしても、いったい何のウィルスだろう?

漢方はどうだろう?
漢方ねぇ。ど真ん中にヒットすれば、結構効くんですよね、コレが。
その線も含めて、明日相談しようかな。
そろそろ血液検査で、腎肝の状態も調べておいた方が良いかもしれないし。
舌の傷の状態の確認と、痛み止めでも処方してもらうか。

モノリスさんの検査待ちもあるけれど、時間がかかればつらいのはシジミ。
体重も落ちてきているから、基礎体力の貯金がなくなると、何かする余裕もなくなる。

何とか少しでも楽にしてあげたくて、あれこれ、あれこれ、考え続けるかーさんです(−−)


■ウサギの口角炎(19/5/31

昼間会社から病院へ連絡を入れる。
「いかがですか?シジミちゃん」
「傷の直りが悪いのか、口をモゴモゴさせて、よだれも出ています。あまり食べないので、ウンチも細かいのしか出ません
。夜になりますが、診ていただけますか?」
と言うことで、会社からすっ飛んで帰宅。

今日はママちんお仕事お休みなので、車で連れて行ってくれました。
あいにくの雷雨だったので、とても助かった♪

「どうですか?」
「ひどく悪いと言うのではないのですが、やはりあまり食べないんです。だからミジンコウンチで。自分から出てきてイス
に飛び乗ったり、ダンボールビリビリして遊ぶこともあるんですけれど。
今日はなんとなく微熱がこもっていると言うか。よだれも出ているので、抵抗力が落ちているせいで舌の傷の治りが悪いの
かと思って。それに唇全体がなんとなく腫れて炎症をおこしているでしょう?唇もユキのようにしまっていると言うのでは
なく、なんとなくルーズになっているし。きっとこの調子で、鼻腔も炎症を起こしているので、(空気の通り道が狭まって
)ヒーヒー音が出るんだと思うんです。」
「どれどれ・・・」
シジミを診た先生。開口一番
「ありゃりゃ。口角炎を起こしていますね。これは痛かったでしょう。コレになると、みんな食べられなくなるんです。」
と、とても困った顔。
確かに上下の唇の合わせ目、口角がただれて茶色いカサブタ状のものがこびりついています。
「これは本当に痛いんですよ」
「ぴりぴりする感じなんでしょうね。それに口全体が腫れているでしょう?」
「なるほど、そうですね。どれ、口の中はどうかな? うーーん。ヨダレが多くて見えにくいな。(綿棒で口の中のよだれ
を除いて) ああ、傷は赤みが消えて白くなっているし、だいぶ良くなっていますよ。でももう少し歯を処置しましょう」

「これになったら、投薬は一切中止です。」
「人間ならケナログでも付けたいところです」
「うん。でもウサギさんはなめてしまうからね。何にもしないのが、一番です。するならお湯で拭いて上げるくらい。」

とりあえず処置が一段落したところで、昨晩考えた「ウィルス説」を聞いてみた。
「うーーん。私は反対に”ウィルスではない”とか、一つずつ(原因と思われるものを)排除していきますね」
「今回は抵抗力が落ちているんじゃないかという話ですが。(うんうん)漢方はどうでしょう。私も数年前更年期障害にな
った時に、漢方薬局で調合してもらって、時間はかかったけれど良くなったので」
「ああ、そうおっしゃっていましたね。私は普通の獣医師が漢方があるからと漢方薬を使うのは反対なんです。でも、漢方
をきちんと勉強した漢方医がちゃんと全身症状を見て処方するなら、それは良いと思っているんです」
では、その線も追ってみましょうか。
「今日は一応点滴(皮下補液)をしておきましょう」

で、気になっていたので
「今回はだいぶ時間もかかっているので、内臓機能の方も気になってるんですが」
「そうね、私も血液検査をしようかと」
「お願いします」
「では、点滴は結果によって変えるかもしれないので、結果が出たら」

と言うことで採血を。
普通はウサギの耳の静脈から採血する方が安全。
でもユキのような白い耳なら分かりやすいけど、シジミはグレー。その上
「この子は血管が細いね」
と言うことで、耳の真ん中を走っている動脈から。
(ちなみに、動脈から採血するのは技術と経験が必要)
「緊張していると、血管が細くなると言うことはありませんか?」
「それはないんですけれどね、なかには針を刺したとたんに血管を収縮させてくれる子がいるんです(^^;;
でもこの子は大丈夫ですね」
と、あっという間に必要量を。
「動脈からとりましたからね。ちょっと抑えておかないと、出血させちゃう」

で、結果。 一つ一つ説明してくださって
「どれも問題ないんですよ。」
「よかったぁ〜」
「いえ、この状態でなんともないというのが(−−) これで肝臓が悪いとかなら、そこを集中して治療してみるんですが
、ご覧のとおりどこも問題ない。多少の貧血は、食べていないからでしょう。心配する値ではありません」
そうか、ますます全身のバランスが崩れて、抵抗力が落ちてきていると言うことか・・・
「気になるのは、こうして(仰向けかかえ)いると、片側の瞳孔だけ収縮するんですよね。一応エンセの検査も出してみま
す。(この子達は・・・) ええ、陰性でしたけれどね。でも最近あの検査もどうかな?って。」
「ああ、元気な時は隠れていて検査に引っかからないんじゃないか、という」
「そうそう。」
以前先生はそんな感触があると言っていらした。
で、今回も何かにつけ、ちょっと気になるようなことを言っていらしたのです。

炎症を起こしている口角にお薬付けてもらって、点滴して、痛み止めのお薬飲ませてもらって・・・
それにしても、ずーーっと痛いんじゃないの? 遊んだりもするわよね?
「何かで気が入ると、痛みを忘れるんですね。」
なにか、人間の子供と同じだわ(^^;;

多少あれこれしてもらったおかげか、診療後の待合室でオベントをもしゃもしゃ食べるシジミ(^^)
何でも良いから、沢山食べてね。
明日また様子を報告してくださいと言われ、それ次第で次の診察日を決めましょうと。
いつも遅くにすみませんm(_ _)m
本当にありがたいです。

さて、かーさんは漢方医を探さなくちゃ。


■今日のシジミ(19/6/1)

今朝は何とか食べていました。
ヤレヤレ・・・

昼間会社から連絡を入れる。
「どうですか?シジミちゃん」
「はい。昨日より状態が下降線と言うことはありません。
 だいぶ食べますし、ウンチも普通の大きさになったし、排尿もあります。
 口角炎の方は、昨日は茶色いのもがこびりついていた感じですが、今日は黒くなっていて、一応悪くなっているのではなく、治ってきているのではないかとは思います。取ろうかとも思ったのですが、そのままの方が良いと思って」
「ええ、そのママが良いですね」
「ただ昨晩、オシッコやウンチの時に、何度かいきんでいた感じが気になります。(えっ?!)
普通排尿の時は一度だけお尻をピッとあげてしますが、昨晩は何度かやっていてでも見ると、透明に近い状態ですが、ある程度の尿は出ている。」
「うーーーん。いきんでいるか」
「ええ、こんどは尿結石?!って思っちゃいましたが」
「うん、そうね」
「でも人間も便秘の後は多少出にくいこともあるので、少し注意して様子を見ようかと」
「そうですね。このままもう少し様子を見ますか」
「ガスピタンなど、喜んで食べていますし」
「そう(^^) じゃぁ、また連絡ください。それ次第で、次はいつ来るか決めましょう」
「では明日にでも。いつも本当に ありがとうございます」

で、気もそぞろに手当たり次第お野菜買って、駆け足で帰宅。
「ただいまぁ〜」
シジミがサークルのそばにいます。
開けたとたんに、飛び出していきました(^^)
ああ、良かった!
ゲートが開いたとたんに飛び出すのは、少なくとも体調が上向いているから。

いつもの場所にスタンバイ♪
おやおや、食べる気はあるのね。
はいはい。 おコメでしょう。
まだ完食はせずに、多少残しますが、それでもあれこれ口にしてくれるのがうれしい!!
パセリ チンゲンサイ セロリ シソ ニンジン
少しずつ口を付けます。
このまま 何とか上向いてね。
本当はオクスボウのクリティカルケアをもっと食べて欲しいのだけど、作ってあげると、ユキのほうが夢中になって食べち
ゃうから困るのよね(ーー)
こらこら、お皿に残ったカスまでなめないの(^^;;

口はまだちょっと腫れぼったい。
だから、抱くと とたんにヒューヒューと呼吸音(;;)
口角炎も黒いまま。まだまだ口の両側が、汚れたようになっていますが、少なくともよだれは出ていない様子。
最近たいていついている目やにの固まりも、ありません。
まだちょっと微熱がこもっているかな?耳を握ると分かります。
あ、潜血を調べるウリエースを買ってくるのを忘れた!
結石が気になるから、尿検査しようと思ったのに・・・
尿が透明すぎるのが続くのも、あまり良くはありません。
動きはよくなってきました。定位置のお風呂場の入り口か台所の椅子の下か、食卓テーブルのイスの上にいます。
(完全に調子が悪いと、サークルの中イスの下でじっとこもっています)

トータルで見れば、悪くはなっていない。
ぎりぎり平行線に近い状態で、上向きかな?

ママちんが、綿あめを買って来ました。
試しに見せると、寝そべっていたユキが猛然とダッシュで飛びつきました(笑)
シジミも食べます。
具合が悪いと、ちょっと甘甘になっちゃう(^^;;
一塊を、2匹で好きなように食べてしまいました。
もちろん、大口のユキが2/3は食べたでしょう。
でもシジミも食べたなら、食慾が出ているということ。
試しに買ってきたガスピタンの箱を見せたら、シジミが飛んできました。
箱を開けるのももどかしそうに、待っています。
2錠 ぺろり♪  よしよし いいこね♪

お尻をチェック。
どちらかと言うと、こちらは終息に向かいそうな気配です。
まだ白くカサカサですが、はげたお腹の皮膚の赤みもなく、臭腺周囲の腫れただぶつきも穏やかになった気がします。

全体的に、状態の悪化はないようです。
何より、目に輝きが時折垣間見えます。
体の張りももどってきて、重く感じます。
いま一つうっとおしさはぬぐえないでしょうが、何とかプラスになっているかな?

そうそう。
こういう時はユキもチェック♪
片方にかかりきりになると、気が付いたらもう片方の方が・・・というのは、よくある話です。
シジミにかまう分、ユキもちゃんとかまってあげないと。
確かに最近、「なでてぇ〜」と甘えてくることが多いユキです。
うんうん。お尻もきれいね(^^) いいこね。ユキちゃん♪

やれやれ、明日あさってのブライアン・セミナーはどうなることかと思ったけれど。
この分なら、何とか出かけられそう。
ただしお天気が悪そうなので、シジミの体調が悪くならないように、保温に気をつけなくちゃ。

天候が荒れたり、急激に温度変化があった翌日くらいから、きち動物病院はてんてこ舞い。
食滞を起こしたウサギさんなどが、わんさかやってきます。
それほど気温差が苦手だと言うことを、ウサ飼いさんは肝に銘じて欲しいと願っています。


■口角炎 終息?(19/6/2)

今朝 元気にサークルを出て行ったシジミ。
やっと口角炎は終息に向かっているようです。
まだ口の両側には黒いこびりつきがあるけれど。口の閉まりもイマイチだけど。
食べ方が普通になりました。

ヤレヤレ 今日はどうにか出かけられそう。
今日は午後から、曽我先生のブライアン・セミナーなのです。
ご心配かけたきち先生に連絡。
もしかしたら、今日も駆け込み診療かも?って思っていらっしゃるかもしれませんから(^^;;
折り返しかけてきてくださったスタッフに「大丈夫そうです。お昼までは連絡取れます」とお伝えして。

昨日届いたティーツリー・オイル。
考えた末に、試しにアニマックス(動物用油性皮膚保護剤)に半滴程混ぜて、臭腺炎の部分と禿げたお腹に塗ってみました。
出かける前に見た限りでは、過敏反応はみられません。

いい子でいてね(^^)
行ってきまぁ〜す♪

セミナー終わった帰り道。
ちょうど自宅駅のそばで買い物が終わったところで、きち先生から電話がかかってきました。
なんてステキなタイミング。
でも、今日も9時前まで患者さん診ていたのね・・・
「先生 ご心配かけました♪」
「お昼に連絡できなくてすみませんね。どうですか?」
「ええ、今日あたりは普通に食べていて、食べ方もおかしくないので、口角炎のほうは終息にむかっているかな?って思います。」
「そうですか」
「表情もキラキラしている時も出てきましたし、体の張りも戻ってきました。」
「おしっこの方はどうですか?」
「ええ。ただ人間でも病気の後は濃い尿が出ることもありますから、ちょっと注意して様子見と思っています。」
「そうねー・・・じゃぁ、少しこのまま様子をみますか。」
「あと、お話していたティーツリーオイル。アニマックスに半滴程混ぜて少し塗ってみましたが、2時間後に見た限りでは、過敏反応は出ていませんでした。」
「そうですか。まぁ、どうにか収まりそうな様子になっていますから、あまり刺激はしない方向で、このまま様子を見ましょう」

きち先生の頭の中では、何かスッキリしない部分がありそう。
片方だけ収縮する瞳孔。おしっこのイキミと色。
生化学検査では問題はなかったけれど。
瞳孔に関しては、エンセも頭の隅においていらっしゃる。
おしっこに関しても、見えない疾患を用心している。
でも臭腺炎も口角炎も、なんとか落ち着く方向に向かっている。
ならば、下手に弄繰り回さず、ウサギ自身の治癒力に任せてみようか・・・
そんな感じが、見受けられます。
観察を続ける飼い主としても、見逃したりしている部分があるかもしれないと言う思いから、もう大丈夫!!とは言い切れない(^^;;
なにより、こちらが心配することでも、大丈夫なことは大丈夫と言ってくださる先生です。
その先生がスッキリしていないのだから、潜在的な疾患はぬぐいきれないのです。
そのつもりで、こちらも用心してみていましょう。

「では、次はいつにしましょう?検査結果がありましたよね。」
「木曜には出てるはずですから、それ以降で」
「では、土曜日あたりにでも。先生 本当にありがとうございましたm(_ _)m」


今日のセミナーは獣医師向けでしたが、その中でブライアン先生は
「こちらから飼い主にアプローチしていかないといけない。でないと、次に来た時の多くはエマージェンシーな事になっているものです。」
思わず
「日本にも、すでにそうしている先生はいるんですよ!」って、心の中で言いました(^^)
忙しくてかけるのを忘れるといけないので、様子を追いかけたい患畜さんは「様子を知らせてください」とおっしゃるのでしょう。様子によって、投薬指示を変更したりもします。
そしてかかってきた電話には、必ず先生自身がお出になる。
でられない時は、どんなに遅くなっても必ずかけて来てくださる。
その安心感は、飼い主にはとてもありがたいこと。
最近3日にあけず最終便で診ていただいたかーさんは、きち先生のそんな毎日を見続けています。
出来る事なら、先生が診る動物達が、みんな元気になりますように。
残念なことになっても、飼い主さんが納得できますように。
心から祈ってしまいます。


■口角炎 経過(19/6/3

シジミの状態は、かなり普通モードになってきたようです。
ただ、上気道や鼻腔や唇の粘膜炎症は、治まっていないので、やはりヒーヒーいいます。
ですが、きち先生に駆け込んだ時ほどひどくはありません。
何よりかーさんは、体の張りや目の輝き、活発な動きと言ったものを基準にしています。
お留守番をしていてくれたおとーさん曰く
「足元で2匹寝そべって、シジミがユキをなめていたよ」
うん。機嫌がよくなくては、他をナメナメしたりはしません(^^)

食慾は戻りましたし、食べにくそうでもありませんが、口角は黒く汚れたまま。
まぁ、人間も動物も傷の治癒は普通1週間。
ましてやただれて潰瘍状態になっていたのですから、こんなものでしょう。
ヨダレが出ていないので、悪化はしていないだけヨシとしましょう。
唇から鼻にかけての皮膚の色も、黒ずんでいたのが普通の色に戻ってきていますし、粘膜炎症も穏やかになっているのでしょう。
お尻のほうも、悪化はしていません。
臭腺部分の腫れも、本当に微々たるながらもひいて来ているようです。
禿げた皮膚も変化ナシ。
このままもう少しティーツリーオイル+アニマックスで、様子を見るつもりです。

ティーツリーオイルは天然成分由来の殺菌力の強いアロマ・オイルです。
特に真菌に対して効果があると言われています。
通常アロマ・オイルを直接皮膚に付けるのは禁忌ですが、ティーツリーだけは別のようです。
ただ「真菌に対して効果がある」くらいです。
なめた時に、腸内細菌藪に影響を与えないかが気がかりです。
ですから十分に注意しながら使っています。

どうにか終息に向かいつつある今回の炎症。
本当に、いったい何なのでしょうね。
モノリスさんの検査結果が、待ち遠しいかーさんです。


■定期健診(19/6/10

土曜日 きち先生診察日

今日は定期の検診日でもあるので
「まずはユキちゃんからいこうかな」
「ユキは最近快調で、お尻もいつもきれいなんです。下痢もしないし、どうしたのでしょうね」
ユキの尿道口は、ちょっと曲がっています。
だからおしっこでぬれたり、そこへ軟便をしたりすると、ただれて脱毛して真っ赤になりやすい。
それがこのところきれいなんです。
ですから毛がしっかりふっさり生えてきていて・・・
「おおー。本当だ。(@@) とてもきれいだね。へー」
「このところシジミにばかり手がかかっているので、シジミに気がとられて、気が付いたらユキの方が、っていう事がない
ように気をつけてはいるのですが」
「そうそう。ウサギさんって、そういうところがあるのね。以前ね、聞いた話ですけれど。病院に来るウサギさんで、いつも大人気のウサギさんがいたんですって。皆がカワイイカワイイって、人気者。ところがある時他の小さなウサギさんが来て、そちらにみんなの注目が集まるようになった。そうしたら、病院でオシッコやウンチをするようになったんですって。飼い主さんは、今までこんなところでしなかったのに、って。」
「あ、ボクはここにいるぞ!って:笑」
「そうそう(^^) やきもちね」
「今日は左目がなんとなく涙目かな?って。昨日まではなんともなかったのですけれど」
「うん。歯かもね。ちょっと見て見ましょう。 おや、歯に緑のものがついてますね」
「やだー(^^;; さっきお弁当のシソを食べていたんです。」
「ああ、シソかー(^^)」
「ウサギってごっくんすれば、きれいになっているんだと思ったのに。これじゃ、歯磨きさせたくなりますね。」
「ちょっと前がぎざぎざしているけど。この臼歯はナナメに伸びてきているな。いつもは・・・(カルテを見る) ああ、いつもこの方向にナナメでしたね。」
「早めに処置した方が」
「うん。気持ち切っておきますか。反対側は・・・うーーん。それにしてもこの臼歯は大きいなぁ。」
ユキは左の臼歯の1本が、とても大きいようなのです。
ナナメに伸びている臼歯をカットして、切歯を短く調整して。
「そう言えば、ねじれてきていた切歯。もっと横に向いてしまっているのかと思ったのですけれど。」
「うん。これくらいならね」</色>
「でも、この根元が問題ですよねー」ねじれが歯茎に影響が出なければ良いのですが。

「そう言えば、体重なんですけれど。2100g台って、これくらいがちょうど良いのじゃないかと思うのですけれど。腰骨な
ど触っていて、これ以上触れるとどうなのかと思って」
「いや、正直言えば2000切るくらいが、って思うのですよ」
「でもネザーとか純血種ならともかく、この体長を考えると。この子達、ただの「う・さ・ぎ」ですから(^^;;」
「あははは。レントゲンとって見なくちゃわかりませんよ。ウサギさんは内脂肪がつきやすいですから」
そっかー。以前レントゲンを見せてくださったものね。
体の表側じゃなくて、内側の内臓側に脂肪がたまるんです。
だから外見にだまされないようにしないと。
でもユキは快調そのもの。動きが軽くて、キラキラしていますからね。

「さて、ユキちゃんはお返ししましょう。次はシジミ君ね」
シジミは悪くはなってはいない。おおむね良好かな?と言う感じですが。
「新たに発見したことが1つあるんです。前肢の指がやっぱり白くカサカサで、地肌が赤い。
と言うことは、体の末端に症状が出ているということで、思いついて耳の中を見てみたら、やっぱりうっすら白くカサカサだったんです(−−)」
「どれどれ。本当だ」
「鼻腔・上気道の炎症はだいぶ治まってらしく、やたらヒーヒーいう事はなくなりましたが、どうやら気(神経)が立つと少々ヒーヒー言う。例えば、抱かれたくないのに抱かれたとか。」
「なるほど。お腹の方は、かなり良いですね。肌の色も良いし、このあたりはこのまま毛が生えてくるでしょう。
そう言えば、エンセとウサギ梅毒の検査結果が出ました。Ezは (−)、ウサギ梅毒は(+)でした。
でも梅毒の方は、ほとんどのウサギさんが持っていますからね。それに、あれは一目で分かる症状がありますから、今回の原因じゃない。」

そうなると・・・
「やっぱり漢方とか。近くにおくだ先生がいらっしゃるので、どうかな?って思うのですけど。漢方獣医学会に所属してらっしゃるようだし。」
「ああ、おくだ先生ね。確か漢方の他、フラワーレメディーやホメオパシーもやっていましたね。 うん、良いかもしれない。こうなったら、西洋医学だけでなく、そういったものも含めて総合治療と言うか。良いかもしれない。一度なんとおっしゃるか、聞いてみたら?
はい。シジミちゃん オシマイ。えーっと、薬は・・・」
「この間から、クラビットは飲んでいませんよ。」
「そうね。このままで良いでしょう。このまま様子を見て、金曜日あたり電話で様子を教えてください。FAXでも良いですよ。それで次回、いつ診るか決めましょう。」

と言うわけで
土曜日、おくだ動物病院に連絡し、副院長先生の予約診療を取りました。
お忙しくて診察日が少ないので、30日の午後になりました。
「それまでに、飼い主さんの氏名・住所・連絡先。ウサギさんの種類・色・性別・年齢や今回の病気の事などを、FAXしてください。」
ああ、なるほど。
漢方などの方面ですと、どんな生活をしているか、どんな食事内容か、どんな性格か、なども必要情報。穏やかな人と、興奮しやすい人では、同じ症状でも薬の処方が違ってくるのです。
と言うわけで、飼育環境や飼育暦、既往歴から今回の発病から今までといった基本情報を詳細に作るので、手一杯な土曜の夜でした(^^;;
それにしても、発病から今までをブログに残してあったのは、思わぬお助け。
だって、記憶だけじゃ忘れたこともあったでしょう。
飼育暦の方は、我が家に来た当時の事をウサギ掲示板に書いたのを拾ってあったし。
おかげで詳細を書くことが出来ました♪


■ちょっと上向きなシジミ(19/6/12)

ここ数日 シジミがよく顔を出します。

今日も、ママちんが戸棚を「何かないかなぁ〜」って漁っていたら。
まずユキがすっ飛んできました。
一緒に戸棚に頭を突っ込んで(笑)
「わたあめ もう ないねー」 と ママちんとユキが話しています(^^;;

その後ろから、シジミがそーーーっと遠慮がちに首を突っ込んでいます。
「今日は わたあめ ないのよ」


昨晩はサークルを脱走して、一緒にかーさんのベッドを狙っていた2匹。
(あわや、飛び乗られてビックリする前に、目が覚めました:笑)
こんな姿が、うれしくもあります。
物事に興味が出てきたのは、気分が上向いているから。
ソファにも飛び乗るようになって、炎症はまだまだ治まらないけれど、薄皮を剥くように良くなっているのかな?
こういう微妙なバランスの時は、特に気温差に気をつけます。
急な温度変化や暑さにバランスを崩すと、あっという間に具合が悪くなりますからね。


■おやつー♪(19/6/24)

おかげさまで、シジミの回復は本格化しているようです。
あれこれリビングに来て遊ぶことも増えましたし、「おすわりはー?」って言うと、台所の所定の位置に来ておコメを待つ
ようにもなりました。
何より、サークルの中の椅子の下におこもりしなくなりましたもの。
お尻のはげはげも、真っ白な毛が生えて来ました。
もうすぐシジミご自慢の、フッカフッカのお尻とお腹になるでしょう(^^)

でも困ったことが一つ。
来週の土曜に、おくだ先生の予約取っちゃってるんですよねー(^^;;
今行っても、診せるべき症状がないんですよね。
きっと土曜までには、お腹もきれいに生えそろっているだろうし(−−)
多忙のおくだ先生のお時間を取っちゃっていいものか・・・・・・

でもかすかなヒーヒーはあるので、病気の芽はあるという事だと思っています。
それに、結局は原因の見当もつかずじまい。
東洋医学的にどんな事が考えられるのか、意見をお聞きするという事で。
もしかしたら、こちらが見逃している事があるかもしれないし。
やっぱり、ずうずうしく行ってみよう。

というわけで、最近は元気な二人です。
夜になり、ママちんが何か食べていたり、食器棚をごそごそ漁ったりしていると
「おやつー!!♪」って、すっ飛んでいくクセがついちゃった二人です(^^;;


■漢方とフラワーレメディ(19/6/30

先日来のシジミの騒動。
ほぼ完治ですが、結局は原因はわからないし、いまひとつ最後のカケラが残っている感じ。
というわけで、きち先生と相談の上で、セカンドオピニオンを求めて、東洋医学をする獣医さんに行ってきました。

待合室にはワンちゃんたちもいて、ちょっとにぎやか。
きち先生のところでは、やはりワンちゃんも一緒の待合室なのですが、みんな静かなのですけど。
吼えるワンちゃんの飼い主さんたちは、心得たもので、外で待っていてくれるのです。
で、今日の病院は、ちゃんと別の待合室がありました(^^)

そこで面白いことがありました。
待合室にはヒーリング・ミュージックがかかっていたのです。
いつもとまったく違う雰囲気ですから、多少神経質になっても仕方ないかと思っていたのですが、ウサウサずがウトウトす
るのです。耳を見ると、音楽を聴いている。
いつも子守唄を歌っていたりするせいでしょうか。
見ていて面白いほどに、音楽に反応しているんです。
先生にそれをお話したら
「そうでしょう?(^^) ウチはいつもアレを流しているし、プラスエネルギーがいっぱいあふれているのよ」

結局この先生も、シジミの症状と同じ経験はなかったようですが、ウサギを良く診ることで有名なこともあって、マッサージしながらこの子達をよく理解してくださいました。
きち先生曰く「ウサギとお話できるそうだよ」との事でしたが、確かに2匹の性格を良く言い当てていらっしゃいました。

《シジミは一言内弁慶。物事を批判的に見ていて、いつも何かに怒っている。ユキを頼りにしている。》
そうなんです。いつも目つきが気になるかーさんなのです。すねているというか、物事ハスに見ているというか。
「いいよ。どうせボクなんか・・・ブツブツ」って感じ(^^;;
いつもユキが気になって仕方ない。 ユキになめてもらうのが、ことのほか大好き。
そのくせ、気分の八つ当たりをユキにする。
「文句あるなら、ちゃんといいなさい。して欲しいことがあるなら、自分でも積極的に出てきなさい。自分では何もせずに、文句言うのはヤメなさい」 これが、いつもシジミにかーさんが言ってる事。

それにしても、あまりにお話が面白いので(先生ごめんなさい)、予約していませんでしたがユキも診ていただきました。

《ユキは臆病。ちょっとずるいところがある。いつも虚勢を張っているところがある。》
これも正解。一見脳天気であっけらかんとしているようですが、いきなりショック症状を起こす子は、根が神経質。具合が悪くなると、立ち上がりに手を焼くタイプ。シジミの方が、根が太い。
自分の方が弱いことを分かっていながら、シジミが許してくれるならマウントして「アタチは強いのよ」ってやっている。
でもそれは虚勢だから、シジミが「何を!」ってやると、ダッシュで逃げる。
いたずらも、わかっていてやっている。かーさんが見ていると、時々こちらを気にしながら、どこまで許されるかを見ているところがある。

まぁ、イロイロなウサギさんを長い期間見ていると、分かる事かもしれませんね。
かーさんは毎日人間の子を見るように見て、ユキやシジミがどんな性格か分かった上で、極力ストレスのない生活をさせよ
うと思っていました。だから本当は、「私が知らない性格を言われたらどうしましょ」って、ちょっとヒヤヒヤでした(^ ^;;
でも先生がおっしゃったことで「えっ?そうなんですか!」という事がなくて、ホッとしました。
先生には
「出来るだけ、その子の性格に無理なく飼ってあげたいと思っています。だけど迎合はしません。ウサギ達にも、こちらに合わせてもらおうと思っています。」
動物を飼うって、そういう事だと思っています。
基本は押さえて、あとはそれぞれの環境やできることを折り合っていかなくてはイケマセン。

で、結局シジミは肝臓がいま一つで最後の一押しが足りない、という事でフラワーレメディーを。
ユキは胃から十二指腸にかけてが基本的に弱い、という事で漢方を処方していただく事にしました。

フラワーレメディは、お花の力をかりる治療法。イギリスでは、昔からの民間療法としてありました。
西洋式漢方みたいなものです。興味のある方は、下記をどうぞ。
バッチホリスティック研究会

シジミにお薬を飲ませる時は苦労しましたが、今回は簡単♪
フラワーレメディは飲まなくても、皮膚に付けてもOK。 
なので、シジミにはマッサージで使えばOK。マッサージは嫌いじゃないシジミ君♪
一方薬を飲まなくてはいけないユキ。
こちらはクリティカルケアに混ぜれば、がっつくように食べてくれます。
朝晩2回も大好物のクリティカルケアが食べられるのです。
文句を言うどころか、「かーさん いいのー?♪♪」って大喜びのユキです(^^;;

さてさて、3週間後にはどうなっているでしょう?
とても楽しみな、かーさんです。


■もう大丈夫!(2009/7/22)

昨日土曜日は、漢方のおくだ先生の再診日。
シジミは毎日フラワーレメディをつけながら、マッサージ。
ユキは朝晩漢方を投薬。
さて、その結果はいかに?

あれ以降、シジミは着々と復調し、お腹のハゲもすっかり元通りにふっさふさ(^^)
この間は、久しぶりにシジミのウサダンスを見ることが出来ました。
ソファに駆け上り、右へ左へサイドステップ♪ジャンプ!
これが出れば、絶好調!

一方ユキは、一度お腹がゆるくなったのですが、あとは大丈夫。
朝晩クリティカルケア(お薬トッピング付)が食べられるのが、待ち遠しいお嬢様。

待合室で待っていたら、ひょいっ と覗いた先生が
「どーーぉ?」
「好調ですよ(^^)」
「そりゃ よかった♪」

診察台に上がったシジミ。
先生がスタッフとお話している間に

ねーねーー。かーさん。 だっこー。

と、すがり付いてきます。
よじ登りそうな勢い(^^;;
まったく ビビリ屋さんなんです。

まずは体重。
あちゃー(××)
2300g すっかり元に戻っちゃいました・・・
せっかく2100gまで落ちたのに。
きっと体重が落ちたのは、体調不良で食いが落ちていたのと、多少脱水気味だったからでしょう。
脂肪が落ちたのではないので、食欲が戻れば元通り、という事なのでしょうね。
体全体を触診して
「うん。肝臓も大丈夫ね。いいんじゃない?」

次はユキ
「ふーーーん。良いじゃないの。胃の弾力ももどってきたし。」
失礼して触らせてもらう。
先生が良いといった状態を、手で覚えておく為です。
うーーん。かーさんには、張っているように感じます。
「これで、張っているのとは違うんですか?」
「軟式のテニスボール位の感触だ、っていつも言っているのよ」
なるほど。
ちょうどゴムボールのように、押すと弾力をもって押し返してくる感じ。
決してお腹が膨らみきった風船のようにパンパンではなく、押せば弾力をもってはね返す感じ。
さりとて、ふにゃふにゃに柔らかくもない。
覚えておきましょう。

「そう言えば、昨日うっかり戸棚があけっぱなしなっていて、ユキが砂糖の袋を破って食べていたのですが、一度に沢山砂
糖を食べても大丈夫でしょうか?」
「やるわねぇ(笑) お砂糖は大丈夫。徐々に肝臓で分解されて排出されるから。毎日大量に食べるのじゃ糖尿病になるかもしれないけど、そうじゃなければ大丈夫」

おくだ先生は漢方や経絡由来のマッサージ、フラワーレメディーなどのホメオパシーを取り入れている先生。
「受付にあった<ハーブ オブ ペッツ>(ペットの為のハーブという英訳本)は、ウサギにも役立ちますか?役立つなら読んでみようと思うのですが」
「ウサギは消化システムが違うから、使えないものもあるけれど、基本的には大丈夫。ニンニクやたまねぎを食べることもあるし」
「えっ? ニンニクやたまねぎの溶血作用は?」
「体が必要としている時は、食べることもあるのよ」
そう言えば漢方薬についても、「体が必要としている薬は、嫌がらずに飲むから」とおっしゃっていた。
「では、ハーブでは何がいけませんか?」
「はっきりは言えないけれど、どうも葉の裏に毛があるのはダメな気がするのよね」
了解!

シジミのソアホックを見て
「歩き方で気になっていたのよね。痛そうだったから」
と、先生特製の生薬由来のお薬をちょいちょい。
「これ 皮膚にいいのよ」
「ひょっとして、皮膚を柔らかくして再生力を高めるとか?」
「そうそう。消炎・殺菌作用があって、皮膚の再生を促して、抵抗力も付けるの。」
「先生。前から気になっていたのですが、そのかかと部分の皮膚の下に白く見えるのは、骨ですよね?」
「そうよ」
「やっぱり。本当に皮膚一枚の下が骨なんですね。」
ウサギの足の裏は、かかとまで一面毛で覆われていて、それがクッションになっているのです。
そしてウサギの足の裏にはほとんどクッションとなる肉がありません。
だから毛がなくなるとモロに衝撃が骨に伝わり、皮膚も骨もダメージを受けるのです。
特に体重がかかるかかとでは、皮膚に炎症を起こし、細菌感染など起こすと潰瘍になり、ひどいと骨まで見えてきてしまうなど、大変なことになります。
「で、そのあとにこの薬をつけて、周囲の毛を寄せると・・・ほら、くっつくでしょ?」
「あ、靴下だ♪ ウサギさん用靴下を開発したら、ソアホックウサギさんのお役立ちだろうって、いつも思っていたんですけれど、これならソアホック部分をカバーできますね。」
毛をくっつけるお薬は水溶性ですので、ケアしなおす時は濡れタオルなどでチョイチョイと拭いて、お薬つけて、周囲の毛で患部をカバーして。
これを1日1・2回でも。
本当に良いお薬を処方してくださいました。

最後の確認に
「結局今回のシジミは、やはり免疫力の低下が原因だと思われますか?」
「そうね。普通体調が悪くなると、体は調子を持ち上げようとするのだけれど、免疫力が落ちているとそれが出来ない。だから免疫力を高めて、抵抗力をサポートしてあげれば、上向いてくるはず。
こんどまた同じように抵抗力が落ちた時の緊急用に、お薬を処方してあげるから、持っておくと良いわ」
「ありがとうございます!!」

それぞれの獣医さんたちは、毎日沢山の患畜さんを診て、経験をつみ、勉強と工夫を積み重ねます。
だから、それぞれの獣医さんから学ぶことは沢山あります。
今回のおくだ先生からは、東洋医学やハーブなどの生薬由来の考え方を見せていただきましたし、ソアホックの対処方法は目からウロコものでした!!
そして待ったが効かないウサギさんを診る獣医さんは、緊急用のお薬を下さることが多いようです。
これで我が家には緊急用の内服薬として、食欲が落ちた時の「プリンペランミックス」と「下痢止め」と「体の抵抗力アップさせる薬」が備蓄されたわけです。

おくだ先生。これからも何かありましたら、どうか宜しくお願いします。

来週は、きち先生。
先生も結果報告を、興味もって待っていてくださるだろうな(^^)

遊びつかれて爆睡中のユキとシジミ♪
この平和な光景が、一番の喜びです。




■先生にご報告(2009 7/29)

今日はきち先生の日。

まずはシジミ。
「どうですか?」
「すっかり元に戻りましたよ」
「そっかー。じゃあ 診ましょうね」
手際よく、あちこちをチェックする先生に、おくだ先生のところでのお話をする。

ヒーリングの曲が流れていて、ウサウサずが反応したこと。
シジミとユキの性格を言い当てたこと。
カーテン越しの日光浴をしているでしょ?って言われたこと。
ユキは胃が弱いって言われたこと。
(あ、冷えに注意って言われたこと言うの忘れた。伝えなくちゃ)
シジミのような症例は経験がないこと。でも肝臓が弱っていると言われたこと。
やはり免疫系が落ちて、バランスが崩れたのだろうという見解。
シジミにはフラワーレメディを処方されて、マッサージに使っているうちにウサダンスをするくらいになったこと。
シジミのソアホックに処方してくださった、成分ナイショのお薬の事。

話を聞いて
「うんうん。ウサギさんはそういうモノ(フラワーレメディーやヒーリングの音楽)が効くことは、あると思いますよ。やっぱり総合医療は必要だね。しばらくは時々おくだ先生のところに行っても良いですね。色々と勉強になるから」
うーーーん。
行きたいのは山々なれど、一番近くて一番交通費がかかるのよね。
なにせ往復タクシーですから(^^;;
緊急用の漢方薬を下さったこともお話しました。
「ハイ シジミちゃんはオシマイ。次はユキちゃんだね」

とシジミをキャリーに戻そうとしたら
「あ、つい普通に臭腺のお掃除しちゃった(^^;; もう一度診せて:笑」
シジミのお腹や臭腺周りをよくよく診察。
「うん。すっかりきれいになっていますね」
はい。 もうすっかりご自慢の汚れ一つないふさふさウサ毛です♪

次はユキ。
「うーーーん。臼歯が一箇所出ていますね。これは痛かったでしょう」
食欲魔人のユキは、そんな様子が見えませんでしたが、覗いてみると確かに内側にスパイクが。
ちょいちょいとカットして。
「そう言えば先生切歯のねじれは?」
「あれれ?元に戻っていません?」
「ちょっと削れは微妙なところだけど」
「ほら、ねじれが戻ったので、歯肉が間に挟まった感じ」
「ああ、そうですね。まぁ、いいか」
どんどん下の切歯の左側が内側にねじれてきていたのに、今回平らに戻りつつある???
本当にウサギの歯は、食べ方一つで様子が変わるものです。
ま、どうしてかは分からないけれど、良い方にいっているなら、いいかー(^^)

興味深くシジミの処方されたフラワーレメディーのメニューを眺めていた先生。
そうだ!! 今度先生に資料をそろえて差し上げよう♪
「じゃぁ、この調子なら、また2ヶ月か2ヶ月半後位でいいですよ」
よかったね(^^) ウサウサず♪


そう言えば、今日お約束の時間に飛び込むと、ラッキーちゃんとこんにちわ♪
会えてよかった(^^)
ラッキーちゃんったらね、お腹がすきすぎて、よだれが出ちゃったんですって(@@)
きち先生と「犬ならあるけど、ウサギでもそんなことがあるんですねー」って、二人で勉強になっちゃいました。
頭の良いウサギのこと。不思議ではないですよね。