ウサウサずのお部屋   

ブドウ膜炎

いつも健康優良児の花丸付き(ただし要減量)の息子ですが・・・
ある日の定期健診で。
「んーーー 左目が気になりますね
えっ!? シジミが?!
「ほら、ここから覗いてみてください。(拡大鏡を覗けるようにしてくださる)
下の方少し網目が見えるでしょう。」
水晶体と言うのは発生段階の比較的早い時期に膜に覆われてしまうので、自分の体の一部なのに「自分のもの」という検印がなく、水晶体の中身は「異物」として判断されるらしいのです。
なので、膜が傷ついたりすると、抗体が「敵侵入発見!」とばかりに攻撃してしまう。
網目に見えるのは、どうやらヒビと考えると良いようです。
たぶん何らかの原因で傷が出来、再生不全を起こしているのだと思うけれど、このヒビが修復されずにひどくなると亀裂が出来てしまいます。
そして水晶体が感染症を起こしてにごってしまい、白内障となるのです(
TT)
「水晶体破砕性ブドウ膜炎」と言います。
白内障自体は視力を失ってもウサギとしては不自由ないようですが、その後に来る緑内障が怖い。また初期のエンセファリトゾーンでも、こういうことは見られるとの事。
     
この子達はエンセの検査を受けていて、どちらも陰性だったのですが。
最近感じているんだけれど、陰性=ゼロじゃない気がするのね。1度2歳で斜頚が出てエンセの治療をして、一旦は検査陰性になって治ったと思っていたら、5歳でまた斜頚をおこした。どうもエンセという小虫は発症していない時は、何らかの物質で反応しないようにして隠れている気がするんです。」と、先生。
現場の経験と勘は、とても当たると思っているかーさんです。
エンセが陰性だったから、この子達はダイジョーブと胡坐をかくのはヤメ!にしました。
と言うわけで、再生を助ける点眼薬を処方して2週間の経過観察。
少しでも良くなってくれることを祈ります。
また食物は健康の源! これはかーさんに出来ることですので、いっそう工夫しましょう。
がんばろうね! シジミ!!

2006/4/15
今日はシジミの病院の日。
シジミはおりこうに目薬させるんです。なんて、単に怖くて固まっている隙に下まぶたを引っ張って間にポトンなんです。
目薬のあとは盛大にほめ倒されて、ごまかされている(笑)


 
私「少しは良くなっているといいのですが」 
先生「いや、進行を遅らせられればラッキーってところでね」
……えっ? そういう病気だったの?! 
治るんじゃないんだぁ…
いかに現状を維持して、進行を遅らせられるかっていう病気だったようです。
ガーーーン!!
じっくり慎重に目を覗く先生。別の器具を取り出し、またじっくり。最初の器具は目の中を拡大して覗く器具。二番目のは、ちょうどコピー機が読み取る時線状に光が動きますよね。ああいった横に一本の光が当たる器具で、何度も上下に動かして目の中をチェック。
んーー。ちょっと覗いてみて。ほら小さくなっているでしょう?」
本当です!以前はもやもやしていたのが、境界線がハッキリして小さくなっています。
「これ水晶体じゃなくて角膜だなぁ。この機械(2番目の)は光の屈折を利用してどこの部分に(異常が)あるかを見るんだけど、どうも角膜のようですね。ジストロフィーでしょう」
えっ?筋ジストロフィー?!

「いやいや。(^^;; ジストロフィーというのは、汚れなんです。」

「多くの場合は、角膜の内側(図のB)にコレステロールかカルシウムが沈着するのですが、どちらかはその部分をとって調べないと分からない。(つまり死後解剖しかない)」

水晶体破砕性ブドウ膜炎ならゴムの袋のように伸び縮みする水晶体では、ある日患部(図のA
)の引きつれが原因で水晶体がパンクすることもあるけれど、角膜の場合は伸び縮みするものではないのでその心配はないわけで。
コレステロールとかカルシウムと言うと、餌が悪い?なにか改善点はある?って思いますが、この場合は固体の体質と言うことで、何が原因と言うものではないようです。
より積極的治療と言うことで、試験的な治療方法が試みられているようですが、まだ結果が出るのは先の事のようです。
 
今のところはノイチオンの点眼で比較的良い結果が出ているから、引き続き点眼して経過観察です。
 
次は1ヵ月後。さてさて、良くなっているのか、現状維持なのか、悪くなっているのか…
ユキの歯の為に2ヶ月おきだったのが、この分だと毎月検診。
ま、その分先生とお話できるし♪
ちなみにノイチオンの点眼は1日4回。でも勤め人の私には昼間は出来ません。
「最低2時間あけばいいよ」と言うことですので、朝1回、帰宅する7時半〜深夜1時位の間に2時間以上あけて3回という点眼でした。
ちなみに「角膜ジストロフィー」で検索すると、特定の犬種ではよくあるようです。
そして「治る」病気でないようです。

2006/5/20
シジミの左目はほとんど収束したようで、目薬ナシで経過観察。
どうやら今回は悪いものではなく、体質かそのときの状況かで汚れがついたって感じの一過性のものだったようです。
もうほとんど気にならないほどに、ちょっとモヤモヤしている程度に収まっていました。
ウサウサズ、残念だったねー。おいしいお薬はオシマイだって。
目薬のノイチオンはおいしいらしく(?)シジミに点眼すると、ユキがすっ飛んできて目をペロペロ。薬がなくなって利かなくなっちゃうんじゃないかと心配するほど。
シジミもこぼれたのを舐めてました。おいしいから大人しく点眼させていたのかな?